アラフォー・アラフィフ‥アラアラ世代のためのコミュニケーションWEB
作成日:2026/1/23
「前は気にならなかったのに…」
デリケートゾーンの乾燥やかゆみ、におい、なんとなくの違和感。 40代・50代を迎えて、そんな変化を感じ始めた方も多いのではないでしょうか。
他の人には相談しづらく、 「年齢のせいかな」 「我慢するしかないのかな」 とひとりで抱え込んでしまいがちな悩みですが、実は多くの女性が同じような変化を経験しています。
このページでは、更年期に起こりやすいデリケートゾーンの不調について、原因とやさしい対処法をわかりやすくお伝えします。
目次
―アンケート―
―原因・対策―
フェムケアとは、デリケートゾーンまわりのケアとして語られることが多いですが、「女性の体の変化を理解し、いたわる」という概念を表す言葉で、女性の心や体に特有の悩みに寄り添い、心地よく過ごすためのケア全般を指します。
例を挙げると、
などなど、「考え方・ケア・アイテム・サービス」など多くの意味を持ちます。
40代・50代になると、これまで気にならなかったデリケートゾーンに悩みを感じ始める方も増えてきますが、上手くフェムケアを取り入れることが、今の自分を大切にしながら、より快適に過ごすためのヒントになります。
※alalaが実施した「あらあらアンケート」の回答結果に基づく
お布団に入ったら痒みが出ることがある。
臭いが酷くて結構真剣に悩んでいます。
歩くとこすれあって痛痒い。
アンケートに参加する
お風呂上がりにボディミルクを塗っています。乾燥によるかゆみがなくなりました。
若い頃はデリケートゾーンもボディソープで洗ってたけど、今はソープ類を付けずに洗うようにした。乾燥による痒みがだいぶマシになった。
必ず湯船に浸かった方がいいって聞いたので、そうしています。
サプリを飲んでます。
病院に行って薬をもらった。
通気性の良い下着に変えたよ。
専用の洗浄剤を使っています。それでかなり良くなったみたい。
ドラストで売ってるリキッドを塗ってます。乾燥しなくて良いみたい。
みなさんの回答としては「かゆみ」と「匂い」に関するお悩みが断トツ。対策としては、保湿ケア商品やデリケートゾーン専用洗浄剤の使用、サプリで内側からケアの方も!しかし、なぜ40代50代にデリケートゾーンのお悩みが多くなるのでしょうか?
更年期に入ると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が徐々に減少していきます。 エストロゲンは、肌や粘膜のうるおいを保つ働きをしているため、その量が減ることで体のあちこちに変化が起こります。
デリケートゾーンも例外ではありません。粘膜が乾燥しやすくなり、外部からの刺激に弱くなったり、 自浄作用が低下することで、においやかゆみを感じやすくなります。
また、更年期は自律神経のバランスも乱れやすく、体調や気分の波によって違和感が強く出る日があるのも特徴です。
アンケートにもあるように、更年期世代の女性から多く聞かれるのが、次のような症状です。
これらは、必ずしも病気というわけではなく、ホルモンバランスの変化によって起こることも少なくありません。
「自分だけおかしいのでは?」と不安になる必要はありません。同じように感じている女性は、とても多いのです。
軽い乾燥や違和感であれば、まずはセルフケアで様子を見ることもできます。ただし、次のような場合は病院での相談をおすすめします。
何科か迷う時の目安として
婦人科:乾燥、かゆみ、痛み、性交痛、おりものの変化、更年期の影響が疑わしいとき全般症状
皮膚科:外陰部の赤み・湿疹・かぶれ・ただれ、下着や洗浄剤で悪化する、皮膚トラブルが中心
泌尿器科:排尿時の痛み、頻尿、残尿感、尿漏れなど「尿の症状」が目立つ
内科:糖尿病など持病があり、感染を繰り返す/体調全体も崩れている場合の相談先として
「大げさかな」と思わず、気になる症状があれば早めに相談することも大切です。
こうした更年期の変化に対して、近年注目されているのがフェムケアという考え方です。
フェムケアとは、デリケートゾーンを清潔に保ち、乾燥や刺激から守りながら、今の体に合ったケアをしていくこと。
特別なことをする必要はありません。
まず大切なのは、洗いすぎないこと。
石けんで何度も洗ったり、ゴシゴシこすったりすると、必要なうるおいまで奪ってしまいます。
乾燥が気になる場合は、低刺激の保湿アイテムを少量取り入れるのもひとつの方法です。
また、通気性のよい下着を選ぶ、締めつけを避けるなど、日常生活の見直しもフェムケアの一部です。
良かれと思ってやっている習慣が、実は負担になっていることもあります。
こうした習慣は、必要なうるおいやバリア機能を弱め、乾燥・かゆみ・ヒリヒリ感を悪化させてしまうことがあります。
フェムケアは、がんばって何かを足すケアではなく、刺激を減らし、守ることを意識したケアが基本です。
やさしく、ほどほどに続けることで、デリケートゾーンは少しずつ整っていきます。
生活習慣の見直しとあわせて、不足しがちな栄養をサプリで補ったり、体質に合った漢方を取り入れたりするのも、 フェムケアのサポート方法のひとつです。
乳酸菌:腸内環境を整えることで、免疫バランスやデリケートゾーン環境にも良い影響が期待されます。
エクオール:女性ホルモンに似た働きを持ち、更年期のゆらぎや乾燥が気になる方のサポートに選ばれることがあります。
GABA:緊張やストレスをやわらげる成分。自律神経の乱れによる不調のサポートとして取り入れられることがあります。
ビタミンB群:粘膜や皮膚の健康維持を支える栄養素。不足しがちな場合は補助として役立ちます。
デリケートゾーンのお悩みを考えて作られたサプリの例
デリケートゾーン専用乳酸菌サプリ
加味逍遙散(かみしょうようさん):更年期のイライラや不安、冷えを伴う不調に。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):冷えやむくみが気になるタイプに。
抑肝散(よくかんさん):神経の高ぶりや緊張が強いときに使われることがあります。
※漢方は体質や症状に合ったものを選ぶことが大切です。薬剤師・医師に相談を。
若い世代のデリケートゾーンの悩みは、エストロゲンが活発な時期に起こりやすい「多量なおりもの」「汗や生理用品によるムレ」「摩擦によるかぶれやにおい」などが中心です。
これらは、通気性の良い下着を選ぶことや、デリケートゾーン専用ソープでやさしく洗うことで改善が期待できます。
一方で、更年期世代ではエストロゲンの減少により、膣や外陰部の皮膚が薄くなり、うるおいを保つコラーゲンやヒアルロン酸も減少していきます。
その結果、少しの刺激でもかゆみやヒリヒリとした痛み、乾燥による違和感を感じやすくなります。この時期は、デリケートゾーン専用のオイルやクリームで保湿を行うケアが重要になります。
このように、デリケートゾーンの悩みは更年期前後で原因も対策も変わってきます。
その時々の体の変化に合わせたフェムケアを取り入れていくことが大切です。
更年期に感じるデリケートゾーンの乾燥・におい・かゆみ・違和感は、多くの女性が経験する、ごく自然な体の変化です。
フェムケアは、不調を我慢するためのものではなく、今の体をやさしく受け止め、快適に過ごすための選択肢。
完璧にしなくていい。できることを、できるタイミングで。
ひとりで悩まず、自分の体と少しずつ向き合っていきましょう。
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